動物病院 海老名

~お水の飲ませ方~

今回はお水の与え方をお伝えします。

みなさんこんにちは!
徐々に暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

前回は、お水についてお伝えしました。
ご家族のワンちゃん、ネコちゃんがどれくらい
お水を飲んでいるか、チェックできましたか?

ご不在中の飲んだ量を確認しづらい方は、

お皿に目盛りをつける(1杯分の量を把握しましょう!)
1日分のお水をあらかじめボトルに入れておき、そこから与える

などの工夫がおススメです。

 
さて、「うちの子はお水をあまり飲まないみたい・・・」という方も、意外といらっしゃるんではないでしょうか。

 
そんなときの、お水の与え方をお伝えします。
 
♢フードにお水を足す方法♢
普段のごはんにお水を足してみましょう。
・お水を無理なく摂取できる
・早食いの防止
・満腹感up
・ウェットフードにするより安価
 
など、たくさんのメリットがあります。
コメントにも、この工夫をしている方がいらっしゃいました(^^)
 
フード:水=1:1~1:2
でお水を足します。
 
この方法の場合、お水とフードが分離した状態より、中までふやかして全体をなじませると、ごはんの栄養素をより効率よく吸収できます。
 
ですが、食の好みは人(イヌネコ)それぞれ!
某カップスープでつけパン派の人と、ひたパン派の人がいるのと一緒ですね♪
 
 高齢の子や、お口が小さく粒の大きいご飯を食べづらい子は、少し柔らかめ、若い子、カリカリ噛んで食べられる子は硬めのまま、など、まずはその子の好みの硬さ、食べやすさを研究してみましょう♪
 
※ 水分の多いごはんは雑菌が増えやすいので、あたたかい時期は特に、気を付けましょう!

 

〜お水の温度についてのワンポイント〜

私たちも、ごはんを食べる時、あたたかく、ふんわり香りがたつと、「おなかすいた!」「おいしそう♪」と感じますよね。
 
それはイヌ、ネコも一緒です。
 
37度程度の人肌くらいのぬるま湯がベスト!
 
熱湯は栄養素を破壊したり、酸化を促進するほか、やけどの危険もあるので注意が必要です。
 
最後に、今日のポイントをまとめてみましょう


・フードは中までふやかしてなじませる
・水の温度は37度くらい
 
体調、ライフステージ、大きさによって適したごはんの与え方は変わります。


お困りの際は、お気軽にご相談ください♪
 

 

水の与え方