~コラーゲンのお話~
皮膚の「栄養」足りてますか?
みなさんこんにちは!
今日は皮膚のお話です。
ワンちゃん・ネコちゃんの皮膚でお悩みの方は多いと思います。
そのなかで、「毛並みが悪くなってきた」「なかなか毛が生えない」「皮膚が薄くてカサカサしている」などと悩まれている方も多いと思います。
もしかしたら、皮膚の「栄養」が不足しているかもしれません。
そのなかでも「コラーゲン」について少しお話します。
アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、ホルモン性皮膚疾患など、様々な皮膚病でかゆみや脱毛などが認められます。もちろん、その原因に対してしっかりと治療することは大切ですが、ダメージを受けた皮膚の回復するためにサポートすることも大切です。
お米を育てることを例にしてみると…
稲(毛)を育てるためには田んぼ(皮膚)が必要ですよね。
田んぼが干からびないように水(水分)も必要です。
しかし、立派な稲を育てるには、しっかりとした土壌(皮下組織や真皮)と肥料(栄養)も大切です。
少ない土で、カラカラに干からびた田んぼでは稲は育ちません。むしろ枯れてしまいます。
そのため、しっかりと土を耕し、肥料を与えて、潤いを与えれば、立派な稲が育ちそうですよね。
皮膚も同じです。発毛させるためには、まず皮膚を「しっかりさせる」必要があります。
コラーゲンは皮下組織や真皮を丈夫にするために必要です。コラーゲンが不足すると、薄くて弾力のない皮膚となり、毛が抜けやすく、バリア機能が弱い皮膚、つまり病気になりやすい皮膚となってしまします。
コラーゲンを補うことで、皮膚の「土台」をしっかりとさせるサポートをします。それにより、発毛促進やかゆみの軽減、毛艶の改善などが期待できます。
もちろん、コラーゲンだけでなくビタミンや不飽和脂肪酸などほかの栄養素もしっかりバランスよくとる必要があります。
原因の皮膚病を治療していても、なかなか反応しないあるいは悪化する場合は、病気の背景に栄養や環境などの問題が隠れているかもしれません。皮膚病で悩まれている方は獣医師に相談してみてくださいね。
毎月皮膚科専門の獣医師による診療(要予約、次回は3/23月)を行なっています。
きっと目からウロコですよ。
稲(毛)を育てるためには田んぼ(皮膚)が必要ですよね。
田んぼが干からびないように水(水分)も必要です。
しかし、立派な稲を育てるには、しっかりとした土壌(皮下組織や真皮)と肥料(栄養)も大切です。
少ない土で、カラカラに干からびた田んぼでは稲は育ちません。むしろ枯れてしまいます。
そのため、しっかりと土を耕し、肥料を与えて、潤いを与えれば、立派な稲が育ちそうですよね。
皮膚も同じです。発毛させるためには、まず皮膚を「しっかりさせる」必要があります。
コラーゲンは皮下組織や真皮を丈夫にするために必要です。コラーゲンが不足すると、薄くて弾力のない皮膚となり、毛が抜けやすく、バリア機能が弱い皮膚、つまり病気になりやすい皮膚となってしまします。
コラーゲンを補うことで、皮膚の「土台」をしっかりとさせるサポートをします。それにより、発毛促進やかゆみの軽減、毛艶の改善などが期待できます。
もちろん、コラーゲンだけでなくビタミンや不飽和脂肪酸などほかの栄養素もしっかりバランスよくとる必要があります。
原因の皮膚病を治療していても、なかなか反応しないあるいは悪化する場合は、病気の背景に栄養や環境などの問題が隠れているかもしれません。皮膚病で悩まれている方は獣医師に相談してみてくださいね。
毎月皮膚科専門の獣医師による診療(要予約、次回は3/23月)を行なっています。
きっと目からウロコですよ。

コラーゲン投与前
(胸部)

コラーゲン投与3ヶ月目
(胸部)

コラーゲン投与前
(腹部)

コラーゲン投与3ヶ月目
(腹部)

コラーゲン投与前
(体側)

コラーゲン投与3ヶ月目
(体側)