~がん検診、受けてますか??~
みなさんこんにちは!
いきなりですが、、、
「健診」と「検診」の違い、わかりますか??
何気なく日常的に使用している「健診」という言葉。
「健康診断」を略した言葉ですよね。
それではポスターやcmでも目にする「がん検診」という言葉。
よく見ると「けんしん」の漢字が「検診」です。

「検診」とは、特定の病気を発見するために行う検査

「健診」というのは前述の通り健康診断のことです。特定の病気に限らず、総合的に健康状態の確認のために行われる検査です。血液検査や尿検査、糞便検査、エコー検査、レントゲン検査が主体で、広く浅くチェックするイメージですね。
「検診」とは、特定の病気を発見するために行う検査のことを言います。「がん検診」であれば、がんを発見するために行う検査になります。
愛犬の健康を守ろう!わんちゃんもがん検診が大切!
「うちの子、元気いっぱい!病気なんてまだまだ先のこと!」
そう思っていませんか?
実は、わんちゃんも人間と同じように、年をとるとがんになることがあります。でも、早く見つけてあげれば、元気な時間を長く過ごせる可能性が高くなります。
そこで大切なのが、わんちゃんも定期的に「がん検診」を受けること!
ペットの高齢化が進み、がんを患う動物たちが増えています。
ヒトと同じようにがんの早期発見のニーズが高まり、「健診」同様に「がん検診」 のニーズが高まっています。

なぜ、がん検診が大切なの?
- 早期発見:
- がんは早く見つければ見つけるほど、治る確率が高くなります。
- 早期治療:
- 早く治療を始めれば、わんちゃんの負担も少なくて済みます。
- 安心:
- 元気な状態を知っておくことで、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。
どんなことをするの?
- 体のチェック:
- 獣医さんが、体を触ったり、見たり、聞いたりして、異常がないか調べます。
- 血液検査:
- 血液を調べて、肝臓や腎臓などの臓器に異常がないか調べます。
- レントゲン・エコー検査・CT検査:
- 形が大きくなったり、変形したり、厚みが変わったっりしていないかを調べます。
どんなわんちゃんが受けた方がいいの?
- 7歳以上の子
- がんになりやすい犬種(ゴールデンレトリバー、ボクサー、バーニーズマウンテンドッグなど)
- 過去にがんになったことがある子
- 元気がない、食欲がないなど、気になる症状がある子
新たながん検査、「Nu.Q® Vet Cancer Test」
〜犬のがんに対する血液検査〜
Nu.Q® Vet Cancer Test はわんちゃんのがんリスクを評価するための血液検査です。

リキッドバイオプシー(液体生検)とは、血液などの体液を採取して、そこに含まれるがん細胞やがん細胞から放出されるDNAなどを分析することで、がんの診断や治療に役立てる検査方法です。現在最も開発が進んでいるのが血液を用いたリキッドバイオプシーです。
従来の生検は、がん組織を直接採取する必要があり、体への負担が大きかったり、採取が難しい場所のがんには適用できなかったりという課題がありました。一方、リキッドバイオプシーは、血液を採取するだけなので、体への負担が少なく、繰り返し検査を行うことも可能です。
リキッドバイオプシーは、以下のような目的で活用されています。
- がんの早期発見:
- まだ小さながんや、画像診断では発見できないがんの兆候を捉えることができます。
- 治療効果のモニタリング:
- 治療中に測定することで、治療の効果を評価したりできます。
- 再発の早期発見:
- 治療後に定期的に検査を行うことで、再発を早期に発見し、早期治療につなげることができます。
血中ヌクレオソーム測定
Nu.Q Vet Cancer Testでは、「ヌクレオソーム」 の量を測定します
ヌクレオソームは、細胞の核内に存在するDNAとタンパク質の複合体であり、がん細胞は正常な細胞よりも多くのヌクレオソームを放出することが知られています。このヌクレオソームを調べることで腫瘍に罹患しているかどうかを評価します。
検診を受けるメリットってたくさんあるんです!早期発見できる病気や、治療の選択肢が広がる可能性も。
定期的な検診は、未来の健康への投資です。早期発見・早期治療のために、定期的ながん検診をプレゼントしてあげましょう!
